21世紀になって、時代は日々極端に変化し続けています。
仕事を通じて、企業や組織が、社会に存在が許されるのは、人に役に立つ価値を何らかの形で提供するからです。
つまり、お客様が満足すること、これが私たちが存在できる最低条件です。
言い換えれば、お客様が満足する価値を提供できない企業・組織は、社会に存在する理由がないのです。
こういった社会情勢の中で、私たちは「見えない」「形に残しにくい」お掃除を行い、お客様に提供しています。
単に汚れている箇所をキレイにするだけで、お客様は満足を感じてくれるはずです。
それは、実際に感じた価値が見合っている状態で、お客様にしてみればごく当然の事なのです。
お客様を満足させればいいのでは・・・!?と思いますが、実際「満足」していても、お客様の4割は取引先を代えることに躊躇しないそうです。
では、こういった背景の中、私たちは何を行っていかないといけないのでしょうか。
それは、お客様に「満足」を超えた「感動」を感じてもらえるような、「ACTION」を具現化することです。
「感動」を感じてもらえるようにするには、「付加価値」をいかにつけることができるかだと思います。
つまり、私たちが今行っている仕事は何のために行っているかを自覚し、日々の業務の中では、命令された範疇の仕事だけを行うのではなく、提供できる「付加価値」には何があるか模索し、見つけ出し、実践していくことが重要な事になります。
そのためには、私たち一人ひとりが自ら能力を高めていく必要があり、下記の事をクリーンスタッフへ指導しております。
クリーンスタッフの心構え
より良いサービスをお客様に提供するためには、守らなくてはならない事項があります。
“私一人なら”という気持ちで反すると、お客様はもちろん、チームワークの維持にも多大な影響を与えることになります。
クリーンキーパー全員がきちんと決められたルールを守って、気持ち良く仕事に取り組めるようにしましょう。
- 全てのお客様に、公平なサービスを行うこと
- お客様の服装・持ち物で応対の態度を変えてはいけません。
友人・知人と仕事中に出会っても、施設内を利用されるお客様として接して下さい。
必要以上の立ち話は、しないように注意して下さい。 - 他のクリーンキーパーに迷惑をかけないようにすること
- 急な遅刻・欠勤が生じると、運営全体に支障をきたします。
どうしても、そのようなことが生じた場合には、早急な連絡を行うこと。 - 自己管理に留意すること
- 体調を壊してしまって欠勤されると、運営に支障をきたします。日頃の自己管理に十分注意して下さい。
各作業後は、きちんと手を洗うことを実施して下さい。 - 資器材・事務所の備品は、大切に扱うこと
- 仕事で使用した各資器材は、次に気持ち良く使用できるように、使用後必ず清潔にしておいて下さい。又、各薬品の使用・補充もルールを守って下さい。
もし、資器材等を破損した場合には、必ず報告を行って下さい。 - マニュアルを守ること
- マニュアルは、お客様により良いサービス提供するため、又は私たちが効率よくスムーズに働けるように決められた手順や決まりです。
良く理解して必ず守って下さい。
自分勝手にマニュアルを変えたりしないで下さい。変更を必要とする時には、マネージャーから指示があるまでは、その内容を変えることはできません。
※生産性の向上を考えての改善の提案は、どんどん行って下さい。